脱力系
学生の頃、モノクロでこそ「色」を出すんだ。そんなことを言われたことがあります。
「色」についてはいくつかの答えがありそうですが、その時は恐らくトーンのこと。
モノクロの自家処理にハマっている人は、トーン再現にフェチのあることが多かった気がします。少し変態的なこだわり?
自分の周りにはこんなのばかりだったのか?
自分はどうだったかと言うと、ハーフトーンと画面内の白と黒のバランスに関心がありました。少し離れて見た時のまとまりにフェチがありました。
もっとも目で見た感覚が頼りでしたので、曖昧ではありました。
そして、しっとりでも、ドライでもどちらでもないトーンが何故か好きでした。
デジカメに持ち替えて、何か新しいトーンを見つけてみようかと思ってみたものの、意気込みすぎて成功したことはない。かな?
むしろ馴染んだトーンを再現することにしました。
意気込むより力を抜くことを意識した方が結果が良いような気がしていました。
そんな訳で脱力系。
by bunashimeji_2nd
| 2008-10-03 22:48
| 白黒