それは本当に美しいのか
枯葉を美しく撮りたかったんです。
以前、たまたま撮れてしまった枯葉の画が妙に気になって、また撮ってみたいと思っていました。
その時は、フィルムでE100VSで、枯葉の複雑な表面と鮮やかめの発色の組み合わせで、枯葉がキレイなものに見えてしまいました。
そして、同じようなことをデジカメで再現しようと思ったのですが、上手くいきません。丁度いい鮮やかさが出ないのです。
やはりフィルムにはフィルムの得意な表現があるのだと感じました。
それならば押してダメなら引いてみよう。な訳で、枯葉に残った赤みを強めるのではなく、逆の色で打ち消してみたらどうかと思いました。
補色をかぶせたらいい感じになるのではないかという直感に加えて、青空の青カブリが自分にとって旬だったからです。
(前は色カブリはガッチリ補正=きれい、と思っていましたが、今では多少残しておいても良い場合もある。に変わってきました。)
というわけで、こんな風にしてみました。
逆に、この感じをフィルムで再現する方法は分りません。
そういえば去年は青色の再現に振り回された気がします。
by bunashimeji_2nd
| 2010-02-06 01:46